岡山 ラ・グランド・コリーヌ・ジャポン訪問 Part2

蔵に戻って 醸造所の説明によると 元々米の保管庫だったそうで サイズも程よく いい感じでした。

ただ 夏は、結構暑くなるようで樽やタンク 瓶熟のワインを保管する場所は、仕切られており空調をしっかり入れていました。


忖度すると写真撮っちゃまずそうなものがあり醸造所内の写真は、あまり撮ってません。w


ここでも驚いたのは、大岡流節約術ではありませんが

なんと 可能な限りタンクなどの醸造用具をヤフオクで買ったと・・・w

捨てるに捨てづらいのか「え? そんな価格で落とせるの?」という衝撃の落札価格でした。


そもそも 醸造機材も ヤフオクに出ていることに驚いたのですが。。。


フランスから持ち込んだ機材もありましたが

その甲斐もあって500万ぐらいですべて済んだようです。(o;


大岡さんが造った2017年のワインは、昨年末に出たマスカット・オブ・アレキサンドリアの新酒以外は、遅摘みマスカット・オブ・アレキサンドリアのスティルの辛口と小公子(赤)、それからワイングランド(赤)の3種が、リリース待ちの状態でした。


遅積みのマスカット・オブ・アレキサンドリアは、瓶熟中で赤2種は、樽の中。


小公子は、山梨産で完全無農薬(車で山梨まで取りに行ったそう) 

2週間のマセラシオン・カルボニックからのダイレクトプレス。 小公子は、粒の小さいヤマブドウらしい品種で色が濃い。 軽く造っても濃くなるので如何に軽く造るかがポイントになるそう。

酸が強く、タンニンも豊富で糖もありワインとしては、安定しやすいぶどうだと考えているようで無添加でワインを造るのに向いていそうな品種と考えているようでした。


とろみがあり 醤油 ごぼう 鰹節 チェリーのコンフィなどといったコメントが出て 瞬間的に日本のワインであることがわかるワインだった。
大岡さんは、このようなスタイルの日本ワインが、世界で比べるものがない個性を持つものとして評価され 今後 増えていくと思うと考えているそうです。


一応 今年の12月にリリース予定だそうですが 遅摘みマスカット・オブ・アレキサンドリアとワイングランドは、半年経ってどうなるか・・・ 今は、手強い感じでした。w


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(遅積みのマスカット・オブ・アレキサンドリアの辛口 赤を入れていた古樽で寝かせたこともあり このような色のようです。)


他に 委託醸造を受けて造ったものがあったが

ただ委託を受けるのではなくそれぞれの行程で作業をする際は、一緒にやって見せていると言っていた。


その教育の一端が垣間見えるエピソード
①上質な粒の小さいメルロだけを選んで造ったキュヴェと②それ以外のメルロのキュヴェの2種。

②のそれ以外のメルロは、原料一緒で2種あり ステンレス醗酵100%のものと1/3樽醗酵のものがあったが全然違うもので面白かった。


こういうぶどうを使うと こういうワインになる、こういう仕込みをすると こういう仕上がりになるという事もやっていて感心しました。 流石だなぁと。


ちなみに オーガニックのぶどうではないそうだが ①は、今の時点で かなり美味しかった。
近日中に瓶詰めするそうです。


ただ 委託醸造なので 大岡さんは、瓶詰め終わったら お役御免で どういう風に販売するのかは、知らないと言っていた。


入り口に貼ってあったパネルを♪

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見てもらえば 説明しなくても済むということで 貼っているとのこと。w

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湘南 藤沢のワインショップ
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2007年6月にナチュラルワイン(自然派ワイン)広める為に独立。

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