岡山 ラ・グランド・コリーヌ・ジャポン訪問 Part1

岡山 ラ・グランド・コリーヌ・ジャポン訪問

先日 当店でお馴染みの大岡弘武さんに会いに岡山へ行ってきました。
フランスでは いつもタイミング悪く 結局 1度も訪問できませんでしたので なんだか不思議な感じでした。w

まだ 体制整ってない現状なのかもしれませんが、今この瞬間を見れて良かったです。

場所は、岡山空港から車で5,6分ぐらいの場所に醸造所があり そこへ向かったのですが カーナビで出てこない所でタクシーの運ちゃんが、場所がわからないというので事前に聞いていた場所をgooglemapを見ながら ナビをしてあげて 着いた。w

これから 多くの人が、来るかもしれないので運転手のみんなと情報共有しておいてね。とアドバイスしときました。(爆)

表で 「マジで周りに何もない・・・」とキョロキョロしていると大岡さんが、建物から出てきて「こんにちは」。
「どうしますか?」というので挨拶もそこそこに 畑を見せてもらうことにしました。

醸造所の写真は、割愛しました。(^^ゞ


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村全体が、耕作放棄してます的な所で 凄いところを見つけたものだと思いました。
畑や家の賃貸料を聞いて驚愕しました。 
×10ぐらいの激安です。w (下手したら子供の小遣いより安いかも。)

ちなみにお子さん達が通う学校は、全校生徒12名で うち名が大岡家。w 
で 先生の数は、12名だとか・・・(^^ゞ 

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(立派な桃の木。 お酒は、造らないそうです。w)

さて 畑ですが ハウス栽培と路地栽培の2パターンで
ハウスは、かの昔食用のマスカット・オブ・アレキサンドリアでブイブイ言わせていた村ということもありその名残のハウスが何棟もあります。

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そこにフランス系のブドウを植えていました。
今年 2年生ですが もう花穂の蕾が、結構付いてました。
しかしながら 今年アーチ状に主幹を伸ばすそうで その後は、しばらく実が付かないかもと言っていた。

イメージ 3


一方 下の写真の路地栽培の畑は、ヤマブドウ系の小公子が植わっていて 今は何もないですが 将来的にアーチ状の雨除けを付ける予定だとか。

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そう ここは、フランスじゃないので日本らしい栽培環境を・・ということのようです。
思いの外 柔軟な姿勢だったことに驚きました。

雨除けなんて・・・と言うと思っていたのでそういう考え方ね。と すぐ承知しました。

路地栽培の畑は、オーガニック、そして ボルドー液をもほとんど使わなくても比較的丈夫に育つヤマブドウ系品種をセレクトしているとのことで完全に理解しました。

第一は、この日本で 無理せず 無農薬でぶどうを作る事。

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また この土地に向く 新しい品種の開発(交配実験)を始めているというビックリするような内容の話もしてくれた。 夢のある話だが、恐らく相当大変だと思う。
理系ならではの思考と粘り強いスピリットを垣間見た気がしました。

新たに植樹する場合 飲んで美味しかったのであろう好みのぶどうを植える人が、ほとんどだと思うが、大岡さんは違った。
造りたいワインは、フランスで造ったので日本では 日本ならではのアプローチで 収量をまず第一に畑を考えての結論なのだと。

そのぶどうを元に岡山で ワイン生産コミュニティーを築くのが当面の目標とのこと。
真面目にナチュラルなワインを新規就農で造りたいのであれば 岡山も大岡さんがいるので面白いかもしれません。

Part2へ 続く

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2007年6月にナチュラルワイン(自然派ワイン)広める為に独立。

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