2014/09/15
自然派ワイン特有の”マメ”についての話 Part3
マメが出た時の対応(お願いっと言ってもいいかもしれません)
マメのワインは、飲み頃ではないので 寝かせて欲しい(瓶熟)と言っていました。
また メイエーは、マメになるワインほど 偉大なワインになる可能性が、高いとシュレールのワインを引き合いに出し 若いうちのシュレールのワインは、かなり酷いものがあるが 寝かせて安定してきたものは、素晴らしいと絶賛していました。
そして どの生産者も 我々に これでどうだと 過去マメが、酷かったワインを開けて飲ませてくれた。
お世辞抜きで良い状態で 美味しかったです。
(彼らが、そういう結果を見せ 相手が、理解できなければ 相手にしないという印象です。)
ロックス・オフでも 今まで常に マメは、瓶熟で取れると言い続けてきましたが
生産者からお墨付き的に示してもらった事は、広く常識として知られることを願わずにはおりません。
そして 誤解なくお伝えしたいことは、早くマメを治す為の予測としては一定の温度に置かないということ。
メイエーもシュレールも同じような事を言ってました。
あくまでも現状 予測みたいですが 10℃を切るぐらいから 20℃ぐらいの間で緩やかに温度の上下があると瓶内のバクテリアが、活動しやすく マメの解消につながるのではないかと言っていました。
(パトリックは、もう少し高い温度まで自分のワインは、大丈夫と言っていました。)
うちも含め 多くのヴァン・ナチュールを取り扱う業者が、14℃以下の保管をお願いしています。
調子の良いヴァン・ナチュールには、全く関係のない話しで むしろ熱劣化的に悪に感じますが
マメで調子の悪いヴァン・ナチュールには、有効みたいです。
(あくまでも 荒療治的に早く治したい希望がある場合という事です。 低温&定温でも時間をかければ治ります。)
ワインというものは、醗酵中には そこそこの温度が、必要なのですが
出来上がると より温度にナイーヴになります。
というか ボトリング後 小分けにされた状態でナイーヴになります。
正直 色々生産者を見て回ると おかしなワインをリリースしている生産者は、瓶詰後のワインを置くセラーが、う~んという感じです。
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コメント
No title
私は怖くて荒療治は出来ないです・・
2014/09/15 08:26 by masa URL 編集
No title
2014/09/16 13:54 by ろっくすおふ URL 編集