2014/09/14
自然派ワイン特有の”マメ”についての話 Part1
9月頭 アルザスへ生産者を訪ねに行ってきました。
カッコ書き”(....)”がチョイチョイ出てきますが かい潜って読んでいただければ幸いです。
今回 アルザスに行くと決めた時 ブルーノ・シュレール(以後シュレール)とパトリック・メイエー(以後メイエー)の訪問が、OKなら どうしても避けて通れない話題が、通称”マメ” (所謂 ヴァン・ナチュール特有の余韻の味わいが、人を不快にさせる豆や動物性脂のような状態のワイン)になると思っていました。
なんと言っても有名生産者ながら 最近着いたワインが、ヤンチャですから。。。(^^ゞ
最初に前置きしなくてはならないのは
マメとは何かを説明しないといけませんね。
SO2 酸化防止剤と日本では訳されている亜硫酸(亜硫酸塩、二酸化硫黄)を無添加 もしくは ほぼ無添加に近く造った場合にのみ出る枝豆を始めとする豆のニュアンスや獣(食肉を含む)の脂のようなニュアンス(サラミの脂だけ食べている感じ)が、出ているワインを指して呼んでいます。
また 酵母の味わい、バクテリアなどの菌類を当てはめて話すことが、多いです。
普通の飲食物評価の出来る人だと ワインという記号イコールという発想なら ”マメ”なワインは、美味しくないという感想になります。
一般的な日本食文化的生活をしている人で これに全く気付かない人は、味覚的に やや問題がありそうに思います。
(ただし 普段から日常的に西洋人的に肉類のテリーヌやリエット、向こうっぽいソーセージやハムを食している人は、気付かない傾向ありです。)
さて
ロックス・オフとしましては マメは、瓶熟で取れると
オープン時より ずーっと言い続けており その事自体が、今回のアルザス訪問で変化したという事は、ありません。
しかしながら テーマ性を持って生産者訪問をした結果 いい勉強になりました。
解りやすい文章をめざしていますので
簡素な部分があるかもしれませんが 寛容にお願いいたします。(^^ゞ
まず 彼らに聞きたいことは
”マメ”という状態の認識があるのか?
それから 彼らが、日本に送ったワインのその後の状態を把握しているのか?
認識しているなら その正体は、何か?
以上の確認をしつつ その他 何か補足があれば 聞きたいという感じで臨みました。
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コメント
No title
2014/09/14 17:34 by masa URL 編集
No title
2014/09/15 00:54 by ろっくすおふ URL 編集