2010/08/06
#10 コス・デストゥールネル 訪問
14時に シャトー・コス・デストゥールネル
(以降 コスと略させてください。(^^ゞ)に到着。
ここも 初めての訪問です。
家のセラーにコスは、あるが
凄い好きかと聞かれれば
普通です。と答えるであろうシャトーであった為
元々 伺う予定ではなかった。
しかし
事前にネゴシアンの方から
コスは、行った方が、良いと
無理やりスケジュールに入れられたのですが
これが、連れていっていただいて
本当に良かったです。w
外見は、想像していたより こじんまりとしたシャトーでしたが
中が、凄かったです。
近年 オーナーも変わり
野心に燃える金のかかったシャトーとなったようだ。
お客を招く ホールや醸造所は、正直 あまり見たことないカッコ良さで
ボルドーで 一番衝撃的かつ感動的な時間を過ごした。
シャトー・マルゴーは、ほとんど設備投資を行わずに現在が、あり
ここは、これでもかと設備投資を行っている。
スーパーセカンドと呼ばれる地位では
ちょっと満足できないのであろう感じがした。
さて
2009年ヴィンテージ
すでにスペクテーターが、98~100と付けていたが
マルゴー村のテイスティングで 若干の不信を抱いたので
どうかな?といった心持で テイスティングした。
出されたワインは、
Goulee 2009
Les Pagodes de Cos 2009
Chateau Cos D'Estournel 2009
順番もこの順だった。
Goulee 2009は、親しみ易いというよりは、緊張感が、あり
締まったワインで 熟成後が、楽しみな出来でした。
Les Pagodes de Cos 2009は、価格次第といったところではありますが
バランスも良く 早めに飲めるようにしてあり
好印象です。
Chateau Cos D'Estournel 2009は、とても濃く 血の気の多い
パンチのある味わいで
ハッキリ言って 買いであると思います。
市場価格は、3万後半~といった感じのようですが・・・
現状 メルロのニュアンスが、より全面に出ていたが
今後の成長が、楽しみなワインでした。
マンツーマンで 注いで案内をしてくれたのは
オーナーのお婿さん ディミトリさんで
試飲後 シャトー内を案内していただいた。
大きなタジン鍋のような醗酵槽が、確か 72基と言っていた気がします。
重力に逆らわないで ワインを移していけるように設計されたとも
申されておりました。
そして
「ジェームス・ボンドの世界へ ようこそ。」という言葉と共に
我々の目に飛び込んできたのは
ただただ 感心しきりです。
SFです。w
レ・カプリアードのパスカルの所の洞窟を想像したら
あまりに違い過ぎて 可笑しくなりました。
↑樽の上を歩けるようになっています。
その先には 世界征服者のセラーは、こんな感じ?的な
かっこいい プライヴェート・セラーが、あります。
奇抜な空間で 写真に収めるのは、即 無理と思う所だった。
暗くてわかりにくい写真ですが
1900年初頭のモノからなるストックが、像に見守られて
寝かされています。
↓
同時に
ハンガリーにも TOKAJ HETSZOLO というワイナリーを持っているらしく
試飲してくださいとのことだったので頂いた。
まだ 日本には
入っていないようで とてもお願いしたいような雰囲気だったが
いかんせん ワインショップだし
うちのようなレベルでは 到底 お話にならない量の取引になってしまいそうなので
お茶を濁しておいた。w
値段も ベラボウな感じではなく ワイン自体は、辛口、甘口共に 結構 良かった。
それにしても
駐車場の狭さは、ともかく
すべてにおいて ゴージャスなシャトーで
「スゲー」ばっかり言っていた気がします。(笑)
コスの2009年は、20年後に飲めるよう仕込んでおくつもりです。
次は、サンテステフ、ポイヤック、サンジュリアンの試飲会場
Ch Batailleyへ
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