2010/04/23
#3 ティエリに初接見
テゼ村のドメーヌ・ド・ベル・エールから
初日のクライマックス 3軒目 ティエリ・ピュズラさんのところへ
ドメーヌ・クロ・デュ・テュエ・ブッフの醸造所が、自宅で
向かいにネゴシアンのティエリ・ピュズラの醸造所があります。
下の写真は上の写真を撮って振り向いての一枚 ネゴス醸造所。w
まずは、ネゴスからということで そちらにいると
現在 ネゴスの共同経営者となっているピエール・オリヴィエ・ボノームさんが、登場。
後から聞いたら 彼は、思いの他 見た目より 若い。
さて 肝心なのは
勿論 要所要所のタイミングなどは、ティエリの指示が、あると思うが
2009年は、ほぼ彼の手によるワインのようで
現場主任といった役回りでしょうか。
ティエリのワインは、とても沢山あるので
何を飲ませてくれるのかと思ったところ
出してくれたのは
VdT Vincoeur Blanc 2009
Cheverny Blanc 2008
Touraine Blanc Les Tesniere 2007
VdT Romorantin 2008
VdT Vincoeur Rose 2009
VdT Vincoeur Rouge 2009
Cheverny Rouge 2008
Touraine K.O. 2008
Touraine K.O. 2007
この中には
来月 日本で売られるものも含まれており
先行試飲といった感じ。
うちの人気ワインでもある
ヴァンクゥール ブランは、2009年が、ある程度 熱かった事を伺わせるワインで
ストロングスタイルだなとメモっている。
柑橘系の酸とパインのような果実味が、しっかりとあり アルコールのボリュームから来る
辛さのようなものも感じる。
SO2の量は、2.5mg/1Lと言っていたように思う。
シュヴェルニーの2008年 白は、ティエリ・ピュズラのワインを飲んだ事がなければ
分かりにくいが まさに ピュズラ香が、漂う 所謂 ピュズラっぽいワインでした。(笑)
ラ・テニエール 2008は、ムニュ・ピノ&シュナン・ブランのワインで 強めの酸に 樽のニュアンスが、強い
若干 若さを見せたワインでした。
ただ このワインは、とても複雑なフレーヴァーを持っており
塩味をおびた味わいに 甘露飴、金柑のような柑橘のニュアンスが、あり とても楽しいワインでした。
ロモランタン 2008は、5月に日本で流通すると思うが
いつもより酸度が、低く 樽のニュアンスを強く感じた。
また ボディも いつもよりスッキリしているように感じた。
さよならは、今回 辛かった。 薬草のようなニュアンスが、あり 興味深いワインでした。
ヴァンクゥール ロゼは、カベルネ・フランとガメイのブレンドだと言っていたので
前ヴィンテージと同様だが 2008年は、確か ガメイの方が、比率が多かった。
ガメイとカベルネ・フランと言わなかったので比率は、違うかもしれない。
肝心の味わいは、前ヴィンテージ同様 日本語表記的に やや辛口といったロゼだった。
ヴァンクゥール 赤は、ガメイ&ピノ・ドニスのブレンドで ピノ・ドニスから来る パセリの感じに 梅系の酸のニュアンスがあり ドライな印象 そして ピチピチとしたやや発泡した状態でした。
シュヴェルニーの赤は、ピノ・ノワールとガメイ。
まさに 森の下草のニュアンスで赤い印象 とてもエレガントで余韻は、ヴァンクゥールの赤と似ていた。
K.O.(コー)は、2008年と2007年を出してくれた。
どちらも フローラルで収斂性のあるコー(マルベック)なワインだったが
2007年には 揮発酸が、しっかりと感じられ
酸化のニュアンスが、少し見てとれた。
このワインは、テイスティング時 いつも何か食べたくなる。W
そんなワインに変わりはない。
一通り 飲み終えた後
このまま ティエリを待って 飲み会モードに。(笑)
すると 後ろから スーっとティエリが、登場。
あまりに自然に加わってきたので 驚いたが
結構カッコイイ登場の仕方だった。
上手く説明出来ないが・・・
初めて会った印象は、声が渋く ダンディーだなぁ でした。(笑)
「そういや ラシーヌのケンタロウ・ミノワに会ったぞ(見たぞ?)」という世間話からスタート。
(一瞬 ティエリが、美野輪さんの雰囲気真似をしたような しなかったような。。。笑
その時は、わからなかったが パリのカーヴ・オージュの試飲会だったようです。)
そして 立て続けに
「シチリアのマグマって知ってるか? とても旨かったぞ。」
とおっしゃりましたが 生産者名が、わからなかったようで
フランク・コーネリセンですねと言って差し上げると
一気に和んだ感じがしました。
そのまま ネゴスのワインを飲みつつ談笑後
「じゃぁ クロ・デュ・テュエ・ブッフも飲みたいか?」ということで
返事は、勿論 Oui に決まっている訳で
次回は自宅兼 醸造所のドメーヌ物です。
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コメント
No title
2010/04/23 23:19 by ぴのの URL 編集
No title
お待ちしておりますね♪
2010/04/24 00:35 by ろっくすおふ URL 編集
No title
それは、そうだと思います。
2010/04/24 20:32 by ろっくすおふ URL 編集