2009/11/13
ミュジニ 1937
先日の休日
延び延びになっていた
この1937年のミュジニを開ける日が、唐突にやってきました。
延び延びになっていた
この1937年のミュジニを開ける日が、唐突にやってきました。
これほど古いと
状態も不安で
記念日等では開けづらく
状態も不安で
記念日等では開けづらく
今回 ミュジニ 1937年を飲んだ記念日としておきます。w
ちなみに 文献的には かなり良いヴィンテージのようです。
ちなみに 文献的には かなり良いヴィンテージのようです。
まぁ コルクは、もはや ゆるい粘土状で
さすがに相当苦労しましたが
なんとか コルクをワインに落とすことなく 取り切りました。(^^ゞ
さすがに相当苦労しましたが
なんとか コルクをワインに落とすことなく 取り切りました。(^^ゞ
コルクを取り除いている時
ヴィネガーの香りが、しだして
若干ブルーになりましたが
グラスに注いでみると 多少 揮発酸は、ありますが
意外と美味しい状態でした。
ヴィネガーの香りが、しだして
若干ブルーになりましたが
グラスに注いでみると 多少 揮発酸は、ありますが
意外と美味しい状態でした。
最初の香りは、なんと
夕張メロンのようなオレンジの果肉のメロン香
甘~い香りです。
夕張メロンのようなオレンジの果肉のメロン香
甘~い香りです。
徐々に酸化してきて
香りにも揮発酸のニュアンスが、出つつ
香りにも揮発酸のニュアンスが、出つつ
ハーブの茎のような薄っすらとした青さ
ブランデー漬けの菓子や バナナ (腐ったバナナの香りにも。。。)
レーズン マデイラ 中東系スパイス ポート バルサミコ
特有の鰹出汁などの香りを出した。
ブランデー漬けの菓子や バナナ (腐ったバナナの香りにも。。。)
レーズン マデイラ 中東系スパイス ポート バルサミコ
特有の鰹出汁などの香りを出した。
飲んでいる最中
香りに誘われて
虫(小蝿)が、大量発生し 大変だった。
窓が、少し開いていたのですが
ワインを家の中で飲んでいて あんなに虫が、寄ってきた事は、ありません。
偉大なワインは、虫達も 大好きなのです。(苦)
香りに誘われて
虫(小蝿)が、大量発生し 大変だった。
窓が、少し開いていたのですが
ワインを家の中で飲んでいて あんなに虫が、寄ってきた事は、ありません。
偉大なワインは、虫達も 大好きなのです。(苦)
色も 意外と若かったです。
味わいは、ずーっと自然派ワインと同じ様な揮発酸が、ベースにありますが
自然派に慣れたワタクシは、全然 余裕でしたが
一緒に飲まれた方は、どうだったでしょうか?
自然派に慣れたワタクシは、全然 余裕でしたが
一緒に飲まれた方は、どうだったでしょうか?
さすがにフルーツのニュアンスは、ドライで
辛くスパイシーなマデイラの味わいでもあり
熟成により 薄く しなやかな味わいを予想していましたが
やや収斂性もあり 思いの他 ボディのしっかりしたワインでした。
辛くスパイシーなマデイラの味わいでもあり
熟成により 薄く しなやかな味わいを予想していましたが
やや収斂性もあり 思いの他 ボディのしっかりしたワインでした。
低めの温度で
寝かせれば 100年とか いけるワインだったかもしれません。
寝かせれば 100年とか いけるワインだったかもしれません。
ちなみに 澱は、泥のようでした。w
お粗末ながら ワタクシが、牛タンの赤ワイン煮込みを作りました。(^^ゞ
ナチスドイツの略奪の中
第二次世界大戦をくぐり抜け
我が家で飲まれたこのワインを思うと
色々と感慨深いものがあります。
第二次世界大戦をくぐり抜け
我が家で飲まれたこのワインを思うと
色々と感慨深いものがあります。
いや~
古酒って 楽しいです。
古酒って 楽しいです。
ほかに
ピュリニー・モンラッシェ 1979 / パトリアッシュ
クロ・ヴージョ・ミュジニ 1964 / グロ・フレール・エ・スール
シャンボール・ミュジニ プルミエ・クリュ 2000 / コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ
ニュイ・サン・ジョルジュ 1er クロ・デ・ザルジリエール 2005 / シャソルネイ
を ありがたく頂きました。
ピュリニー・モンラッシェ 1979 / パトリアッシュ
クロ・ヴージョ・ミュジニ 1964 / グロ・フレール・エ・スール
シャンボール・ミュジニ プルミエ・クリュ 2000 / コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ
ニュイ・サン・ジョルジュ 1er クロ・デ・ザルジリエール 2005 / シャソルネイ
を ありがたく頂きました。
で 明日は、出来立てのワインです。(笑)
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コメント
No title
それにしてもミュジニ、想像もつかない味です。
2009/11/13 16:59 by Katz URL 編集
No title
2009/11/13 21:03 by mukuinu URL 編集
No title
ワタクシとロークーとお客様 3名という布陣です。
懐のダメージは、かなりのものです。。。(苦)
開ける前 ワタクシも想像つきませんでしたよ。
2009/11/13 21:18 by ろっくすおふ URL 編集
No title
半年前に開けようとして ようやく こぎつけましたよ。
虫は、忍び込んできたんですが・・・
ご近所でなく残念です。
近くに引っ越してきませんか?(爆)
2009/11/13 21:21 by ろっくすおふ URL 編集
No title
2009/11/14 17:15 by sakekadoya URL 編集
No title
古酒を開けるのは 得意な方ですが
手間かかりました。
写真に写っている鉄の棒状のものは
BBQ用の鉄串です。
使えるんですよ~。(^^ゞ
古酒仲間は、確かに 難しいですね。
ワタクシの場合 1杯飲んだだけは、味見と言っており
大人数で開催する気がないので 会費もいい金額になり なかなか 人が集まりません。(苦)
2009/11/14 21:24 by ろっくすおふ URL 編集
No title
2009/12/20 00:34 by TACHY URL 編集
No title
一期一会なワインは、誰にとても 夢であり 飲んでみたいですね。
ワイン屋は、ワインを飲むことが、最重要の仕事と考えているので
興味のあるワインをどんどん開けてしまっております。w
一般の方からは、乱暴に見えるかもしれません。^^;
この記事を機に古酒を1本でも 楽しんでいただければと思います。
2009/12/20 11:12 by ろっくすおふ URL 編集
No title
それって本当に賛同出来ますね。飲んで見なけりゃ分からないですよね?最高級のワインなんて分からないですもの。
DRCって?ペトリュスって?五大シャトーって?やっぱり飲んで経験するしかわかりませんよね?しかしワインが身近じゃないのは、価格の高騰にもあるんじゃないですかねえ?
その分、日本酒や焼酎は価格もたかが知れてる。
それに、居酒屋かなんかのワイン飲んでワイン嫌いになる人も多いですよね。安くても美味しいワインが沢山あるのに・・・・。
そういうワイン飲ませるとみんなワインファンになりますよ。
2009/12/28 10:13 by tachy URL 編集
No title
ポチ&書き込みありがとうございます。
飲むより 本や雑誌見てる酒屋 多いですからね。w
(ただ飲んでいるだけでは 勿論 ダメですが・・・)
ワタクシといえば
店が、大成するのが先か 死ぬのが先かといった感じです。(笑)
ワインの値段は、確かに高くなりすぎですね。
今の若いモンというほどワタクシは、年ではありませんが
勉強するには可哀想な価格になってます。
自分が、ワインの勉強を始めた頃 レ・フォール・ド・ラトゥールが、3000円台 CH.ラトゥールは、1万円ちょっとで買えました。 まぁ 設備も技術も 今とは だいぶ違いますが・・・
こんな時代ということもあり
有名銘柄だけがワインではないので
逆に その辺の目で飲むワインは、無視して
イケているワインを探すのが
醍醐味かと思われます。
一緒に 頑張りましょう♪
2009/12/28 19:48 by ろっくすおふ URL 編集