2009/02/11
マタッサ
続いて 元ゴビー そして ゴビー家のお嬢さんと結婚した南アフリカ人
トム・ルップ(達?)が、運営する山の上のマタッサへ
オーガニックの醤油せんべいをプレゼントしたら いきなり日本語でしょうゆと言ったので驚いた。
森マークでお馴染みだが 日本にいたことが、あり 多少 漢字、ひらがなが、読めるそうです。
すげ~と思わず言ってしまいました。(笑)
我々の訪問直前 ワインスペクテイターの取材だったとか。
話を聞きながら テイスティングをしたが
なんか 世界的ブレイク直前な雰囲気ムンムンと感じた。
彼のワインは、とても 個性的で 唯一無二と言ってもいい畑からの印が、付いている。
また ここの白ワインは、衝撃で
通常 自然派の造り手は、遅摘みして 完熟葡萄を取るのだが
超早摘みという手法を取っている。
独特の青さは、このせいなのだが ここだから出来る事だと言っていました。
また ちょこっとしか圧搾をしないことも有名だ。(異常な造り手です。)
自宅のリビングでの試飲だったこともあり
瓶詰めしてあるワインのみの試飲だったが
2007年のワインを中心に 色々 開けてくれた。
そして 今回の旅でもっとも衝撃的なワインが、最後に登場。
2003年のマタッサ ルージュ。
これは、個人用のストックだとかで 2003と殴り書きしてあるだけのボトルから 注がれた。
とても良いニュイ・サン・ジョルジュ南側の1級みたいなワインで 完全にピーク中。
ここのワインは、極めてブルゴーニュ的な南仏のワインを造っていると思います。
地層は、普通 横に積み重なっているのが普通ですが
ここの畑は、隆起した山のせいで 縦に断層が、入っている特殊な畑となっているそうです。
(2枚目の写真に岩盤の一部が、写っています。)
多少 お値段が、普段飲みな価格ではありませんが
赤白各レンジ その中身は、価格に見合ったというか
コストパーフォーマンスすら感じずにはいられません。
シャトー・グリエやクロ・ド・ラ・クレ・ド・セランが、5大白ワインなら
余裕でマタッサ・ブランは、その仲間入りできるワインだと思います。
ブレイク必死。
頭でワインを飲まない人に 必ず微笑むワインです。
ただ ちょこっと寝かせた方が、より効果満点なワインであることは
間違いなさそうです。
ブルゴーニュや ボルドーは、寝かせても 南仏は・・・という方にこそ
耳を傾けていただきたいです。
ちなみに インポーターさんは、会社で熟成させていて あまり市場に流してません。
(倉庫代かかって とっても気の毒です。。。)
こういうワインを そういった気合の入ったインポーターが、やっている。
これを支援せずに ワイン業などやってられないと思うのでありました。
2時間ちょっとぐらいでは 足りない感じで
さすがに疲れてきたが アポ入れたクロ・ド・ロリジンヌへ
ところが先日 書いたが
いなかった。(苦)
しかたないので 写真だけ撮ってきた。w
この時 酔っ払いの老人にからまれたのだが クロ・ド・ロリジンヌより
美味しいワインを紹介してやるとおっしゃったようだが 低調にお断りして
一路 ベジエのレストラン オクトパスへ
ここは、なかなか人気のレストランらしく
また まだ星なしだが いかにも 狙ってそうな感じとのことで
納得したのですが
2日目のこの日は、飲みすぎということもあり 胃が、とても苦しかったです。(爆)
コメント
No title
無造作に掛けられたかんじのフライパンも
センスのよさを感じます。
やはり、芸術家ですね。
2009/02/11 15:47 by ぴのの URL 編集
No title
お子さん達は、途中 帰ってきましたが なかなか騒がしかったです。(笑)
リビングというより 食卓でしたね。(笑)
2009/02/11 16:10 by ろっくすおふ URL 編集
No title
2009/02/11 16:31 by Katz URL 編集
No title
3ツリーズ 森は、ネゴシアン物で
かつ 自然派ワインではありませんので
勉強不足とか そういう事ではないと思われます。
あのワインは、スッキリしたドライな南仏のワインといった感じでしたね。
そういえば 最近飲んでません。
味見がてら 今週にでも 試飲で開けてみようと思います。
2009/02/11 17:32 by ろっくすおふ URL 編集