飲み比べから感じた事。

満月の今晩
如何なワインを堪能されましたか?
我が家は、ジミオのルージュ・ド・コース 2007年で ございました。。。

さて
先月の満月
自然派カリフォルニアンカルト エイドリアン・フォグの
ワイナリーで購入したものと
当店にあるインポーターを通じて仕入れた同ワインの飲み比べの会を
行いました。

現地で購入してきて
この会をご要望いただいた「旅わいん」さんが、記事をUPされましたので
呼応記事を♪

詳しい内容は、以下に詳しく
個人的感想メインで書かせていただきますね。

まずは、こちらをチェックくださいませ。




メインとなったワインは、エイドリアン・フォグのナンバーズ 2007
当店の仕入れは、昨年 2009年初夏 輸入元 ヴォルテックスからで
1年以上 うちのセラーにあったものです。

エイドリアン・フォグを簡潔に述べると
数少ない(ほとんどない)カリフォルニアのビオディナミ系自然派ワインです。
ピノ・ノワールしか造っていなく
亜硫酸の量は、全キュヴェを見ても
無添加と言ってもいいほど 亜硫酸の分析値は、低い。

当然 輸送、管理、熟成は、自然派ワインと同様の扱いでなければならない
際どいワインです。

注釈として
満月に飲め!!は、このワインを知るものの
常識となっています。(笑)

このワインを今も これからも(予定w)販売する者として
以下 冷静にコメントしたいと思います。

まず この企画を行うにあたって
ロックス・オフの2人は、個人が、空輸したワインより
間違いなく うちのヴァージョンが、フレッシュであろうと臨んだので 
もしかすると
「旅わいん」さんが、考えていたのとは
違う方向性で飲み比べたのかもしれない。

我々ロックス・オフチームに足りないのは
現地での試飲ですが これは、いかんともし難いので
「旅わいん」さんの言葉に耳を傾け興味深く そのコメントを肴に
比べ 感じた。

2本には、当たり前だが 同じ要素も多く
違う部分こそ この会の最大のポイントであった。
違った点は、
現地買いのワインは、香りに夕張メロンのような主張が、あり 熟れていた。 
丸い味わいで 塩味を帯びており サンジョヴェーゼ的な印象だった。

一方 ロックス・オフ・ヴァージョンは、カシスのニュアンスが、鮮烈で 
輪郭が、ハッキリしているが 同時に青さも見せており
純粋に若い印象 
より品が良く ブルゴーニュ的だった。

違いは、ハッキリしていましたが
どちらのワインが、美味しいかというのは
それぞれ良さもあり 欠点もあるので
正直 難しいと感じたのは事実であります。

好みの問題でもあるので言及しにくいですが
例えばインポーターのラシーヌの感覚であれば
現地買いのものは、完全にNGということになるでしょう。

ワイン屋として そして ロックス・オフを代表する者としての心情を
語らせていただくと
消費者にバトンを渡すまでは、限りなくフレッシュな状態
それは、古酒であったとしても 保たねばならないと考えているので
うちのワインが、若さを見せて 少し硬かったとしても
購入後 すぐに飲まない方もいる訳で
それはそれで良いと改めて感じた次第です。

また 今回の飲み比べは、
ワインを瞬間的、断面的に語っても
説得力が、あまりない事 明確に示しており
映画を観て 感想を述べるのとは少し違う 
客観的、物質的相違が、あり
それほど難しい飲み物である事を再認識した次第です。

ただ 
テイスティングで感じるような香り、味わいのコメントは、ともかく
店のワインの状態に関しては
余程 アヴァンギャルドな造りで ボトル差が、激しい
又は、
最初からアクシデントにより痛んだワインでない限り
共有できるものと思っております。

確かであることを追求するのは 大変ですが・・・

「旅わいん」さんには
このような機会を作っていただき
感謝感謝です。
また その真摯にワインと向き合う姿も
励まされます。

信用を裏切らぬよう
切磋琢磨したいと思います。

こちらこそ
ありがとうございました。
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#12 カントメルルにて

つい最近まであった2006年が、かなり良い出来だったカントメルルは、
当店でも 大人気だったので 我々にとって とてもタイムリーな会場だった。

派手さのない 落ち着いた感じの綺麗なシャトーで
AC オー・メドックの19シャトーの試飲。

こういった良いヴィンテージは、低価格帯のものでも 良いものが、多いので
さりげなく ここの試飲は、楽しみだった。
 
イメージ 1

先にサクッと書いておくと

いい意味で印象に残ったシャトー
Ch Fonreaud
Ch Poujeaux
Ch Citran
Ch Coufran
Ch La Tour Carnet

悪い意味で印象に残ったシャトー
Ch Fourcas Hosten
Ch Beaumont
Ch La Lagune
Ch Malescasse


シャス・スプリーンや会場のカントメルルの2種のクローズっぷりが、かなりのもので
メジャーなシャトーだったので 残念でした。

リリース後味見てみたいですけど
どうでしょうかね?

プジョーやシトランは、まぁ 良くて当然な感じでしたが
ラ・トゥール・カルネの出来は、意外であると メモっております。(失礼。。。)

他には
シャトー・ド・ラマルクは、アタックが、甘く その場では美味しく感じるタイプだったが
酸度が、低すぎると感じたので 将来を考えると良いワインとは言えない感じだった。

イケてないチームでは
ボーモンとラ・ラギューヌが、メジャーですが
ボーモンは、酸が、強く 渋いのではなく苦い感じで ビニールの香りが、していた。
酷いバランスのワインだと記している。
また ラ・ラギューヌは、閉じているのかもしれないが 驚くほど軽く 
1000円台のワインであっても
少し考えちゃうような退屈なものだった。

初日も夕方になり 
ソーテルヌをやっているシャトー・ドーザックまで行こうかというノリではありましたが
ホテルが、サンテミリオンとポムロルの境あたりだったので
メドックから遠く ホテルでのディナーを予約もしていたので
結局 左岸は、ここ カントメルルのACオー・メドックの会場で最後となりました。

次は、泊まったホテルのお話

#11 プリムール試飲@ポイヤック

コスを出て 近くのシャトー・バタイエへ 15時頃に到着
ここではサンテステフ村、ポイヤック村、サンジュリアン村のワインのテイスティグが、出来ます。

到着と共に 大雨が・・・
しかも 駐車スペースから会場まで舗装されていないので
他の来場者の皆さんも 足元グチャグチャだった。
 
イメージ 1

この会場の試飲で
いい意味で印象に残ったシャトー
Ch Cos Labory
Ch Lafon Rochet
Ch Phelan Segur
Ch Pichon-longueville comtesse de lalande
Ch Gruaud Larose
Ch langoa Barton
Ch Leoville Poyferre

悪い意味で印象に残ったシャトー
Ch Ormes de Pez
Ch Lynch-Bages
Ch Croizet-Bages
Ch Haut-Bages Liberal
Ch Beychevelle
Ch Leoville Barton
Ch Talbot
 
イメージ 2

 
この会場で一番いいと思ったのはコンテス・ド・ラランドで
グリュオー・ラローズが、続いた。
また 上記には 悩んで外したダルマイヤックなども
良い出来だと思いました。

クローズしていて判断できなかったシャトーは、マルゴーの会場には無かったが
ここは、チョロチョロあった。
ラグランジュ、クレール・ミロンなどが、そうだ
 
味も香りもしないに等しい そっけない状態。(苦

この辺りは、時が、経てば 良いワインとなるかもしれない。
 
イメージ 3
 
(お客様でサン・ピエールおたく(?)の方が、いるので 記念撮影♪ 
シャトーの人は、喜んでましたよ。w 
日本人的なイメージだと 相当 男性的な個性あるワイン。)


 
この3つの村の感想は、ムラが、あり なんとも言えないが
見直してみると 北のシャトー(サンテステフ、ポイヤックの北)が、調子良いようだ。
全体的に良いブドウで造られたと分かる密度、タンニンを持ったワインが、多いのは事実であると
思います。

次は、ACオー・メドックの会場  Ch Cantemerle

#10 コス・デストゥールネル 訪問

イメージ 2
 
14時に シャトー・コス・デストゥールネル
(以降 コスと略させてください。(^^ゞ)に到着。
ここも 初めての訪問です。

家のセラーにコスは、あるが
凄い好きかと聞かれれば
普通です。と答えるであろうシャトーであった為
元々 伺う予定ではなかった。

しかし
事前にネゴシアンの方から
コスは、行った方が、良いと
無理やりスケジュールに入れられたのですが

これが、連れていっていただいて
本当に良かったです。w

外見は、想像していたより こじんまりとしたシャトーでしたが
中が、凄かったです。

近年 オーナーも変わり
野心に燃える金のかかったシャトーとなったようだ。

お客を招く ホールや醸造所は、正直 あまり見たことないカッコ良さで
ボルドーで 一番衝撃的かつ感動的な時間を過ごした。

シャトー・マルゴーは、ほとんど設備投資を行わずに現在が、あり
ここは、これでもかと設備投資を行っている。

スーパーセカンドと呼ばれる地位では
ちょっと満足できないのであろう感じがした。
 
イメージ 3

さて
2009年ヴィンテージ
すでにスペクテーターが、98~100と付けていたが
マルゴー村のテイスティングで 若干の不信を抱いたので
どうかな?といった心持で テイスティングした。

出されたワインは、
Goulee 2009
Les Pagodes de Cos 2009
Chateau Cos D'Estournel 2009
 
イメージ 1

順番もこの順だった。
Goulee 2009は、親しみ易いというよりは、緊張感が、あり
締まったワインで 熟成後が、楽しみな出来でした。

Les Pagodes de Cos 2009は、価格次第といったところではありますが
バランスも良く 早めに飲めるようにしてあり
好印象です。

Chateau Cos D'Estournel 2009は、とても濃く 血の気の多い
パンチのある味わいで
ハッキリ言って 買いであると思います。
市場価格は、3万後半~といった感じのようですが・・・

現状 メルロのニュアンスが、より全面に出ていたが
今後の成長が、楽しみなワインでした。

マンツーマンで 注いで案内をしてくれたのは
オーナーのお婿さん ディミトリさんで
試飲後 シャトー内を案内していただいた。

大きなタジン鍋のような醗酵槽が、確か 72基と言っていた気がします。
重力に逆らわないで ワインを移していけるように設計されたとも
申されておりました。

そして
「ジェームス・ボンドの世界へ ようこそ。」という言葉と共に
我々の目に飛び込んできたのは
 
イメージ 4

ただただ 感心しきりです。
SFです。w
 
レ・カプリアードのパスカルの所の洞窟を想像したら
あまりに違い過ぎて 可笑しくなりました。
 
↑樽の上を歩けるようになっています。
 
その先には 世界征服者のセラーは、こんな感じ?的な
かっこいい プライヴェート・セラーが、あります。
奇抜な空間で 写真に収めるのは、即 無理と思う所だった。
 
暗くてわかりにくい写真ですが
1900年初頭のモノからなるストックが、像に見守られて
寝かされています。
 
 
イメージ 5

 
 
同時に
ハンガリーにも TOKAJ HETSZOLO というワイナリーを持っているらしく
試飲してくださいとのことだったので頂いた。

まだ 日本には 
入っていないようで とてもお願いしたいような雰囲気だったが
いかんせん ワインショップだし 
うちのようなレベルでは 到底 お話にならない量の取引になってしまいそうなので
お茶を濁しておいた。w

値段も ベラボウな感じではなく ワイン自体は、辛口、甘口共に 結構 良かった。


それにしても
駐車場の狭さは、ともかく
すべてにおいて ゴージャスなシャトーで
「スゲー」ばっかり言っていた気がします。(笑)
 
コスの2009年は、20年後に飲めるよう仕込んでおくつもりです。
 
次は、サンテステフ、ポイヤック、サンジュリアンの試飲会場
Ch Batailleyへ
 
 
 

プロフィール

rocksofffujisawa

Author:rocksofffujisawa
湘南 藤沢のワインショップ
ロックス・オフです。

藤沢駅徒歩8~9分 江ノ電石上駅から1分のところでやってます。

2007年6月にナチュラルワイン(自然派ワイン)広める為に独立。

所謂 普通のワインやナチュラルじゃないオーガニックワインも扱っており 広くワインの普及に努めています。

ホームページ:
http://rocks-off.ocnk.net

facebook:
https://www.facebook.com/rocks.off.fujisawa/

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