2019/05/13
2018/05/27
岡山 ラ・グランド・コリーヌ・ジャポン訪問 Part3
現在2016年を販売中で「この後 どうなるのか?」と よく店頭で尋ねられていたので聞いてきました。
フランスのラ・グランド・コリーヌは、エチケットを見るとHTSと重なった印が付いてますが 実は、H弘武、Tティエリー(アルマン)、Sサミュエルの3人の共同経営だそうで法律の専門家で シャトーヌフでワインを造っているサミュエルさんに昨年造ってもらったら 結構良い出来だったようでル・カノン ルージュとして販売することにしたそうです。(良かった良かった。)
それから 2017年は、コルナスを造ったが 今年2018年からは、日本でワインを造るのがメインの仕事となるそうです。
それとは別のプロジェクトが進行中だそうで これは、オフレコで細かい内容は、聞いていませんが 来月以降発表できそうだと言っていました。
まず 花冠を外し雄しべだけ取り除き 雌しべだけの状態にします。
そこへ交配したい品種の雄しべを付けていきます。
ぶどうが、実ったら種を取ります。
時間も場所もかかるが場所(土地)は、幸いにも余っているとのことで時間との戦いだけが問題。
お手伝いをしてくださる苗木屋さんは、食用ぶどうメインの方だそうですが自分は、どういうぶどうが、ワイン用にふさわしいかわかるので 一般的な苗木屋さんが、品種を作るより早く作れると思うと言っていた。
コルナスだったら すべてが、わかっていてとても楽だったが、日本、岡山は、ゼロからなのでそういう環境に身を置いた以上 チャレンジしていきたいとのことでした。
改めて苦労をいとわない人なんだなと思いました。
今年12月のリリースを待つ 2017年のものは、数少ないので 皆さんが飲めるような流通になるのか 不明ですが今後展開されるであろう大きな取り組みを皆さんも見守っていっていただければと思います。
2018/05/25
岡山 ラ・グランド・コリーヌ・ジャポン訪問 Part2
蔵に戻って 醸造所の説明によると 元々米の保管庫だったそうで サイズも程よく いい感じでした。
ただ 夏は、結構暑くなるようで樽やタンク 瓶熟のワインを保管する場所は、仕切られており空調をしっかり入れていました。
忖度すると写真撮っちゃまずそうなものがあり醸造所内の写真は、あまり撮ってません。w
なんと 可能な限りタンクなどの醸造用具をヤフオクで買ったと・・・w
捨てるに捨てづらいのか「え? そんな価格で落とせるの?」という衝撃の落札価格でした。
その甲斐もあって500万ぐらいですべて済んだようです。(゜o゜;
大岡さんが造った2017年のワインは、昨年末に出たマスカット・オブ・アレキサンドリアの新酒以外は、遅摘みマスカット・オブ・アレキサンドリアのスティルの辛口と小公子(赤)、それからワイングランド(赤)の3種が、リリース待ちの状態でした。
遅積みのマスカット・オブ・アレキサンドリアは、瓶熟中で赤2種は、樽の中。
2週間のマセラシオン・カルボニックからのダイレクトプレス。 小公子は、粒の小さいヤマブドウらしい品種で色が濃い。 軽く造っても濃くなるので如何に軽く造るかがポイントになるそう。
酸が強く、タンニンも豊富で糖もありワインとしては、安定しやすいぶどうだと考えているようで無添加でワインを造るのに向いていそうな品種と考えているようでした。
一応 今年の12月にリリース予定だそうですが 遅摘みマスカット・オブ・アレキサンドリアとワイングランドは、半年経ってどうなるか・・・ 今は、手強い感じでした。w
ただ委託を受けるのではなくそれぞれの行程で作業をする際は、一緒にやって見せていると言っていた。
②のそれ以外のメルロは、原料一緒で2種あり ステンレス醗酵100%のものと1/3樽醗酵のものがあったが全然違うもので面白かった。
2018/05/23